女性のほうが発症しやすいパニック発作とは

2019/10/30

パニック障害の始まるともいえるパニック発作、女性のほうが発症する確率が高く、放置しているとうつ病を併発してしまう危険があります。そうならないように早めに対処しましょう。

パニック発作は突然に何の前触れもなくやってきます。エレベーターや電車やバスなど閉ざされた空間の中で心臓が急にドキドキし始めて、動機や息苦しさやめまいを強く感じ数分で苦しさはピークに達し「自分はこのまま死んでしまうのでは」と思うほどの恐怖を感じるのです。

パニック発作の症状は以下の通りです。
動機
息切れ
震え
痺れ
冷や汗
吐き気
めまいやふらつき
悪寒やのぼせ
窒息しそうな息苦しさ
胸の不快感
現実感のなさ
死んでしまう恐怖
気が変になるかもという恐怖

発症してから数分でピークになり、このうち4つが同時に起こるといわれています。

発作体験をした場所、症状、時間、状況などを結び付けてしまい悪循環に陥りやすい場合が多くあるので注意が必要です。
また同じことが起きたらどうしようと悩み苦しんでしまうことを「予期不安」といい、パニック発作に目を向けがちですが、一度植え付けられた恐怖感を拭い去ることが出来ず、予期不安によって、行動範囲が著しく狭まる、生活の質が低下することを「回避行動」といい、回避行動が進むと、パニック障害のおよそ3分の1に「広場恐怖症」になるという報告もあります。

広場恐怖症とは、発作が起きても逃げられない場所や助けを求められない場所に身を置くことに恐怖を感じ、回避行動をとったり、誰かに付き添ってもらわないと外出が困難になることを言います。

パニック発作が起きて、発作で死んでしまうのではないかと思えるほど恐怖を覚えますが、決して死ぬことはありません。ですが、本人にとっては心身ともに大きな負担がかかります。けっして我慢することなく専門機関に相談することをお勧めします。