高齢の親と引きこもりの子供

2020/01/20

引きこもりが依然として大きな問題となっていますが、引きこもりは若い世代だけに限りません。10代の頃に引きこもりになり、社会に出ることなく40代50代になり、高齢の親と閉ざされた生活をしている家族が新たな社会問題になっているのです。

引きこもりのきっかけは人により様々ですが、共通点は自尊心を傷つけられたということです。それはイジメであったり、パワハラであったり、人格を否定されるような言葉や態度で深く傷つき明日もここに来て頑張るという気持ちが萎えてしまうのです。

高齢の親だと年齢的には70代くらいですが、この年代は昭和の高度経済成長期のど真ん中でイケイケどんどんの時代でした。多少無理をして働くことが当たり前のことで、心は二の次でした。

子供が引きこもると親はどう接していいか分からず、どうしても頭ごなしに「働け」と言ってしまい自分の若いころと比べて批判的な言葉を子供に投げてしまい親子の溝は深まるばかりです。
さらに一番の問題点は引きこもりを家族の恥と捉えて誰にも相談せずに家族だけで解決しようとしてしまうことです。

こうなってしまうと社会と隔離されてしまい解決の糸口は見つかりません。

一番辛いのは引きこもっている本人です。まずは子供の「生きづらさ」を親が考えなくてはなりません。親自身も高齢になり先のことを思うと不安でたまらないですよね。年齢のこと、経済的なこと考えるときりがなく不安で押しつぶされそうになってしまう、その気持ちを子供にぶつけて上から目線でものを言ってしまうのは逆効果でしかないのです。

他者に助けを求めることは決して恥ではありません。
思っているだけでは何も変わりません。行動することで意識が変わるのです。意識が変われば自分も変わり、周りも変わるのです。